フランス絵本の世界展

今年はGWが終わってから母の日が来るので、すこしのんびりしています。

先週の土曜日は、たまたまtwitterで気が付いた、鹿島茂先生の講演会に行くことができました!

鹿島先生はフランス文学者でいらっしゃいます。
パリについての本もたくさん書かれていて、私はそれらを読んでからパリ旅行がますます楽しくなりました。
パレロワイヤルにいったら、2階を見上げるようになってみたり。
セーヌ川と住所の関係をきょろきょろしてみたり。取り上げられていた場所に行ってみたり。
帰ってきてから読んで、これはあそこのことだ!って気が付くのも楽しいものです。

その鹿島先生による『フランス絵本の世界』が現在、東京都庭園美術館で開催されています。

フランス絵本のコレクターでもある鹿島先生の膨大なコレクションを、先生のユーモアも感じられる解説付きで見ることができます。

講演会ではその歴史と発展を怒涛の勢いでさらっていきました。

今でもそうですが、フランスでは犬より子供の地位が低く(ex.レストランに犬は入れるけどこどもは入れない)、それゆえ『絵本』では後進国なのだそうです。子どもを『小さい大人』として扱うわけで、だからこどもの絵が子どもらしくなかったり、『子ども向け』っていう概念がそもそもないわけです。そっから?!スタートそこからなの?!?!もうびっくり。
哲学者のルソーが「そういうのよくない!子どもは親が育てるべきだし(乳母が育てて→寄宿学校へというながれが一般的だった)、子どものための雑誌だって必要だし!」とがんばって、ついに『(子ども向け)絵本』の第一歩を踏み出します。

そのときの鹿島先生のお話で、理性がなくては人として認められない、の理性を「raison」とおっしゃっていて、はじめてraison(レゾン=reason)が理由だけじゃなくて理性って意味があるって知りました。今調べたら英語のリーズンも理性って意味があるのね…

その話から始まって、現代まで。印刷技術の発展の歴史でもあり、あまりに高価だったがために一瞬で終わった印刷もあったりして(そしてその、世界で20冊しかない本を持ってらっしゃる鹿島先生)。

鹿島先生のコレクター魂にも圧倒された2時間でした。先生が「買っちゃったー」とか「高かったあああああ!!」とかおっしゃるたびに笑いが出ちゃう客席。買っちゃったんだーそうなんだー、もう笑っちゃうー笑っちゃうしかないじゃなーい?みたいなノリ。でもそのおかげで、フランス本国でもこの規模は無理だろうすばらしい展示を私たちは見ることができるのです。すごい!

幸か不幸か、『フランス絵本』の歴史はこの人ひとりで築き上げていったと言っても過言ではない編集者、エッツェルさんが商売人としても有能だったので、表紙がちょっと違う(だけの、中身はおなじなんだけど)シリーズがいくつも出たりして、鹿島先生のような気合いの入ったコレクターの血が騒いじゃうらしい。エッツェルさん罪な人ですほんとに。新装版、そして特装版、改訂版、もうキリがない。出そうと思えばいくらでも出せる、それでほんとに出ちゃってたみたいです。話によれば。

最後は「来月フランスに行くんですけど」という方へ、セーブルバビロンの本屋さんを紹介されたりして(たぶん、マダムが店内にいるお客さんたちにむかって「みなさん、おはよう!」とか言ってくるとこだと思ったんだけど違うかな)、なんだかアットホームな、本当にいい時間でした。

図録を購入したらサインもいただけて、幸せです!これからもたくさん鹿島先生の本を読んで、パリを探検したいです。絵本も、コレクターにはならないけども(自戒)、1冊くらいは欲しいな。図録に載っている絵本の文章を少しずつ読んでみようと思っているところ。絵本ならなんとか辞書なくても大丈夫じゃないかなーどうかなー

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庭園美術館、ついにフルオープンとなりました。この本館の佇まいが、私の母校玉川大学の文学部第2校舎にそっくりなんだよね…(今は文2とは言わないらしい。そして取り壊されるらしい。さみしい)。何度か行ったことがあるんですけど、毎回「文2かな!」って驚く。アールデコ様式のお屋敷で、今は毎日写真も撮れます!展示によってはダメだったり、曜日限定だったりもするみたい。

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ひとつひとつのモチーフがかわいくて、こんなお魚さんとか、もう、ねえ。昔ながらのガラスがはまっていて、すこしゆがみがあるのです。蜃気楼みたいな。今は外の景色も緑が豊かで、いろいろと想像が掻き立てられます。「お兄さま・・・!!」的な奴。

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フルオープンして、茶室がみられるようになりました。お庭の中へ進んでいくと、いきなり川と小さな滝がでてきてびっくり。反対側を見るとこの日本家屋です。大きな池もありました。私が通りかかったときにおうちの中の電気が消え、中のテーブルに「触れないで」と注意書きがあったのでもしかしたら中も入って見られるのかもしれません。

季節ごとに美しく雰囲気を変えるんだろうな、紅葉の時期もきれいだろうし、たまに訪れたい美術館です。

さて!今日は!ころたんをシャンプーしました!!
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シャンプーが死ぬほど嫌いなのでしょげてる
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えらい目にあいました。
でもいいにおいになったし、なんか白いところも驚きの白さになったしよかったねころたん。お姉ちゃんは鬼です、って顔してこっちを見るし近づけば「なに?!またお風呂に入れるの?僕の嫌いなお風呂に!!」って顔する癖に私の部屋にはいるあまのじゃくっぷり。


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静岡県沼津市 本田町10 TEL055-924-2483
          水曜定休 9:00~6:00
5月のフラワーアレンジメント教室は
10日(木曜日)~14日(日曜日)です。
母の日をテーマに、カーネーションをあしらった
アレンジメントをご提案します。
1回5000円(花材・講習費込み)、
営業時間内のお好きな時間にいらしていただきます。
5月のお申し込みは7日まで。
お電話またはメールにて、お気軽にお問い合わせください。
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by bonjourhappy | 2018-05-02 15:29 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)

お花を活けたりコーヒーを入れたり文章を書いたり雑貨を作ったり、いろんな、でも全部好きな仕事をしている人の日常。何もなかったり大わらわだったり。


by bonjourhappy