当たったー!!フランス大使公邸イベントに行ってきました
2016年 01月 31日
こんにちは!
いつかビジネスに、ビジネスに乗るんだ…!!という夢とやる気(と、伴わない財力)を胸にJALカードを使っているのですが、会報誌に面白そうなイベントのお知らせが載っていました。
「フランス大使公邸 訪問イベント 80名」
行ってみたいフランス大使館!しかもおうちのほう!
ひとりでも、ペアでも応募はできたのですがまわりにJALカードを持っていてなおかつ金曜日に休みが取れる友達がいなかったことと、一人のほうがまだ当たるのではないかという希望を込めて一人で応募。で、当たったんですよ~!やったー!!倍率は何十倍だったそうです。80人だものね。しかもこういうイベントがなければ絶対に入れないだろう場所だし。
かなりセキュリティはしっかりしていて、参加するために持参するものも(持った…持った…あと…)と、一つや二つではなかったです。それも「大使館に行く」という非日常の気分が盛り上がってなかなかいいものでした。
駐日フランス大使、ティエリー・ダナ氏のご挨拶からスタート。せっかくのフランス語でのご挨拶、聞き取ろうと頑張っていたら写真を撮り忘れました。今回はプロバンスを紹介することがテーマだったので「パリだけではなく南仏にも」とおっしゃっていました。あとで座ってらっしゃるときにパープルの靴下が見えて「さすがだわ」と思いました。フランスの男性ってわりと靴下とかも色を楽しむイメージがあります。
次はJALカードの社長さんのご挨拶。「日常でマイルをためて、旅行という体験へ」と丘マイラーにとってすごく嬉しいことを話してくださいました。いつかビジネス!!マックスバリュでマイル貯めてビジネスがんばる…
そして、フランス観光機構在日代表のフレデリック・マゼンク氏による南仏プロモーションがありました
フランス観光開発機構のメルマガを購読したり、twitterでフランスいいね!(@franceiine)をフォローしたりしているのですが、なんとなく、たまに、ここの中の人はかなりユニークなのではないかということが漏れている気がしてしょうがありませんでした。
フレデリックさんのお話を聞いて、やっぱり、面白い…ここはそういう団体なんだ、だって代表がこんなにおもしろいんだもん!と確信。
南仏にはたくさんのNo.1があるのだそうで、そのうちのひとつは「フランス国内トリュフ収穫量1位」というもの。
なんと、観光客でも犬や豚をレンタルしてトリュフ採りを楽しむことが出来るんだそうです。
一緒にプレゼンしてくださった女性「見つけたトリュフを犬とか豚が食べちゃうなんてことはないんでしょうか?」
フレデリック氏「まあそこはスピードの問題ですよね、人間と動物の戦いって言うか」
どよめく会場
フレデリック氏「犬ならなんとかなるみたいですよ」
わたし(犬にしよう)←トリュフ採りにいきたい
その他にも、オリーブもフランス国内1位で、フランスの北のほうだとバターを使ったお料理が多いのが南にくるとオリーブオイルベースに変わるのはそれが理由なんだって。言われてみればそうだと思うんだけど全く気が付かなかった。
オリーブオイルベースのあっさりとしたお料理に合わせたいのはワインですよね!プロバンスはフランス国内でつくられるロゼワインの量もNo.1で、なんとそのシェアは34%、おおお3割強。「ロゼワインは冷たいまま飲めるし」ってそのときにフレデリックさんがおっしゃってて、私は白ワインとかロゼワインは買って来たら冷蔵庫に入れる手間があってわざわざ冷やすものってイメージだったので逆なんだなあって思いました。ワイン好きの人たちにすると、赤ワインのほうが栓を抜いてしばらく置くとかデキャンタに移してどうこうとか、なんか色々難しいんだろうなあ。
そこで、今から強力に推していきたいのがvins et tourismeという旅行プランで、ワインの産地や生産者さんを巡りながらおいしいものを食べておいしいワインを飲んで移動していくというもの。にわかワイン好きでもいいのかな、赤ワイン飲むとお腹痛くなるんだけど、ロゼワインが中心ならうれしいな。リゾートの合間に、お気に入りワインの生産者さんを1軒だけ尋ねるなんていうのも楽しそう。
お花の仕事をしているわたしとしては、ミモザとラベンダーの収穫高もNo.1というのが興味がありました!
ラベンダー、全部手で収穫してるんだって。あのお花の位置だもん、そりゃそうか。すごく重労働らしい。腰が痛くなるって言ってた。フランスはわりと平坦な土地が多いので「見渡す限りの」っていう表現をするとその「見渡す限り」が異様に広いんですよね。日本だと山とかあるからわりとすぐ向こうに終わりが見えるんだけど、フランスは果てしない。あの「見渡す限りの」ラベンダー畑を手で…!!
そうそう、プロヴァンスと言えば「南仏プロヴァンスの12か月」という本が有名だけれど、フレデリックさんに言わせると「すごく上手に魅力たっぷりに紹介してくださっているんだけど、でも彼はイギリス人なんですよねー!」そうだったのかー!(笑)「プロヴァンス地方に住む人々が、いかに何もしないで暮らしているかって言う話だけど、まあでもプロヴァンスにもそこそこやらなきゃいけないことはあるし働いてるんだけどさ」とか言ってた(笑)そうだよね、ラベンダー収穫とかね。「でもロンドンよりはのんびりしてるのはもちろんだよ」
そのあとは、クリストフルジャパン代表取締役社長アレシオ・ジャコメル氏のお話でした。
クリストフルと言えばフランスの伝統的な銀食器で有名なブランドですけれど「ぼく、スイス人なんですよね~すいません」といきなり先ほどのフレデリックさんにジャブをかますアレシオさん。ニヤニヤする。
ベビーカップという、ヨーロッパでは赤ちゃんが産まれたらプレゼントする伝統的なものがあって「ヨーロッパだったら、習慣としてあげるもの、だから3万円でも売れるけど、日本では習慣にないものだから売れないのはもう当たり前」って言う話がおもしろかったです。だからベビーカップ、という名前をやめて、ぐい飲みとかちょっとアイスクリームを盛ったりするものとして売り出したんだって。ああ、それなら使い方の想像ができる。お祝いに、とか用途も広がるし。
日本での売れ筋はやっぱりフォトフレームとからしいです。あとお箸。お箸5000円なんだって。ちょっといいお箸って普通に2000円以上するから、そこからもうちょいがんばればクリストフルのお箸買えるのか!って思った。婚礼のお祝いとかにいいかも。
銀磨きって一仕事だから、液体につけて布で拭けばきれいになるってやつ欲しい。使おうかなあと思ってもまず磨くところから始めなくてはならないから面倒なんだよね。磨き始めると、気持ちいいくらいにピカピカするのでカタルシスがあっていいんだけど。「毎日使ってください」とアレシオさん。銀って、ちょっと傷になったところとかも素敵なんだよなあ。
「えっそうなの?!」と口に出ちゃったのがこちら
そして、お待ちかねのティーパーティーです!
軽食が豪華だったー。私はこの3つをいただきました。
・フォアグラとイチジクのブレッセオペラ風
・カリフラワーのクリームキャビア添え
・ホタテガイのカソレットトリュフとパルメザンチーズ添え
ほかにもバスク産の生ハムメロンとか、オマールエビなんかもありました!
フォアグラおいしかった~。すごく濃厚だったので、ジャストサイズ。結構厚みがあってずっしりしたフォアグラだった。
カリフラワーのムースも、おいもかな?と思うくらいにぽくぽくしてておいしかった。
ほたても!!ホタテとパルメザンチーズって結構めずらしい組み合わせだと思うけど。グラタンはあるけれど。
デザート替わりに登場していたのが
フランス大使館で当てた、っていうのが幸運3割増になりそう。わたし今年きっといい年だ。
そんなわけで(強引に締める)、とてもいい午後を過ごすことが出来ました。
これからもJALカード使います。マイルが2倍貯まっちゃうクリストフルでも買っちゃうし、トリュフも採りに行くよ!
こういう機会がなければ知ることが出来ないことってたくさんあるなあと思いました。今までちょっと遠かったブランドが身近な、手が届きそうなものになったり、漠然としか知らなかった地方に興味がわいたり。
一度当たっちゃったからもうだめかな…と思わなくもないですけど、またこういうチャンスがあったら応募してみることにします。
by bonjourhappy
| 2016-01-31 14:29
| ひとりごと